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【簡略設定集・目次】
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世界について あゆめ! 世界は『帝国』を舞台にしています。 1. 2. このサイトの主な舞台は『帝都』と『南東領』です。 3. 4. それにより、厳格な身分枠があります。ピラミッド型位階制度です。 皇子・皇女・公爵・侯爵(皇族+7名) 騎士・官僚・魔具使い 庶民 身分ごとに、家・服装・歩き方お辞儀の仕方からしゃべり方まで皆違います。下の身分の者は、上の身分の者を敬わなければなりません。子供は親の職業を継ぐのが普通であり、めったなことがない限り、身分ピラミッドのみぞを飛び越えることはできません。 5. このサイトの中心人物であるレノ・レオ卿は、代々騎士である『世襲騎士』(<騎士団について>を参照)の家柄に生まれながら、厳しい家訓によって学術院へ入学し卒業しています。そんな(迷惑な)人もいるので、ますます狭き門になっているのです。 6. 7. 8. 恋愛は身分枠の中であれば(←重要)自由です。 結婚した、と認められるためには、司祭以上の聖職者の立ち会いの元、証明書を二人で提出する必要があります。儀式はたいてい教会で行われます。証明書が教会に保管される手続きがとられて始めて、二人は結婚した、ということになります。戸籍制度はまだ、整備されていません。 9. 10. 庶民は、雑穀でつくった固いパンが主食です。メインディッシュというものはなく、肉の浮いたスープがあれば御の字です。味は殆ど素材のままです。塩か酢を使えます。 中流階級になると、食事の支度は使用人(従者)の仕事になります。スープに何皿かおかずが出るようになります。ソースが掛かっていたり、味つけも気を使うようになります。スパイスも使いますし、また油を使えます。騎士の場合、体力維持のために生肉を食べることもあります。中流でも上位身分である場合、上流階級に近い食生活をします。。 上流階級の場合、食卓は絵画さながら。趣向を凝らした食事がでます。さまざまな種類があるのでここでは割愛します。高価な蜂蜜やナッツ類、クリームその他、食材も贅沢です。 お菓子は、お祭り以外中流以上の食べ物ですが、ハレの日(お祭りや結婚式など)には庶民も口にします。甘いものは高価です。上流階級でも上の方だと、かき氷を食べられることも……。魔具使いの友達がいれば、氷の魔法でなんとかしてもらえるかもしれません。(魔具使いは全人口の0.2%) 以上、あゆめ! 世界の簡易知識です。思いついたときに、また項目を増やそうと思っておりますが、知らなくても読めるお話を用意してありますので、参考ですとか、より深く楽しむためにお使いください。
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〜騎士誓訓〜 騎士について 騎士は、そう名乗るには厳しい関門を突破しなければならない、非常に名誉ある階級です。兵士とは違います。 騎士は皇帝ただ一人に仕えます。 皇帝を守ることが第一義ですから、強さがまず求められます。弱い騎士はいません。職業軍人として訓練を積んでいますので、庶民出身で剣を使う程度ではとうていかないません。騎士はとても体格がよいのも特徴です。貴族や庶民と比べ、皆頭一つ背が高く、体つきも立派です。成人男性の平均身長がcm換算で170cmくらいなのですが、騎士だけを取ってみれば、平均で182cmほどもあります。お話の中で自ら小柄だ、と言うアロイス・ゼーゼマン卿ですら、180cmはあるのです。 このサイトでは騎士が多く出てきますので、これから書くことをご存じだとより楽しめると思います。参考程度にごらんくださいませ。
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騎士団について 騎士団は全部で3+11で、14あります。 世襲騎士団には、代々騎士を名乗ることを許された者だけが所属しています。特にめざましい功績のあった騎士が、騎士団を作ることを許されてできあがりました。今はもう新しい世襲騎士団をつくることはなくなっています。 世襲騎士団の中でもっとも歴史のあるのが、このサイトでも良く出てくる 『ゾンネンバウム騎士団』『リンツ騎士団』
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騎士の衣装 騎士は騎士服を着ます。 騎士服は厚手の生地で作られ、型が決まっています。
騎士の完全装備になります。 頭: 正装 騎士の礼装です。通常、仕事中の騎士はこの姿です。 頭:
任務以外の時に騎士の着る服です。庶民と同じ服装はしません。 頭: 騎士は騎士の格好をするので、一目で騎士だとわかります。
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騎士の結婚 騎士の結婚は、他の場合と少し違います。 騎士の朋(ホウ)、と言われると男性を指し、室(シツ)というと女性を指します。2人以上結婚相手がいる場合があるのです。(もちろん、室しか持たない、もしくは朋しかもたない騎士もいます) 通常の結婚と同じように、司祭以上の聖職者に立ち会ってもらい、互いの剣を持ち寄って鞘を交換します。そしてその旨を証明書に残します。それで婚姻成立です。儀式自体はあたらしいもののようですが、見栄えが良く、剣の鞘という大切なものを交換することによる厳粛さが好まれて、今では大部分がこの儀式を行うようになっています。鞘には自分の紋章が刻まれていますから、鞘を変えると相手の紋を帯びることとなり、結婚したのがすぐにわかりますしね。 そうして互いに朋同士となり、互いの背中を守るようになるのです。 世襲騎士の場合、必ず血のつながった者でないと騎士位を引き継ぐことはできませんから、室(シツ)は子供を産んでもらう結婚相手と言うことになります。そういうと打算的に聞こえますが、もちろんその目的ばかりで結婚するのではありません。 騎士の朋と室が喧嘩したりもめたという話を聞かないのは、制度として確立していると言うことと、棲み分けができているということに尽きるでしょう。
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騎士の生活(1) 騎士の1日で、任務と訓練の次にに時間をとっているのが、入浴です。 出た後は、しばらく冷まし、香油や天花粉(タルカムパウダー)で肌を整えます。仕事場で入った場合、また鎧と騎士服を着てしまうので、元の木阿弥……? |
じょじょに増えていきます。